病気に強いクロマツ苗販売

松林に囲まれた美しい景観でしたが、マツ材線虫病被害により、マツが立ち枯れ、
景観が著しく損なわれている被害が全国的広まっております。

松林は自然環境の保全や風害・飛砂・塩害から田、畑、住宅、
道路等を守る機能を果たしておりますが、
近年の松くい虫の被害拡大により、松が減少し
保安林や林帯がその機能を果たせなくなってきています。

そのため、岩井植木では、抵抗性クロマツの植栽事業を行い、
保安林や林帯の保全・育成を行い機能の回復をはかるとともに、
町木ともなっているクロマツを次世代へ受け継いでいきます。

抵抗性マツの研究は、1976年に始まりました。マツノザイセンチュウに強いと思われるマツを集め、人為的にマツノザイセンチュウを接種して、マツノザイセンチュウに強いマツを選抜・育種しています。
抵抗性クロマツを含む抵抗性を示すマツ類には、マツノザイセンチュウが忌避する2種類の化学物質が含まれていると考えられています。しかしながら、その物質が何であるかは未だ判明しておらず、研究が進められています。また、抵抗性クロマツでは皮層樹脂道の断面積が感受性クロマツより小さく、マツノザイセンチュウの移動が抑制されることが分かっています。

現在、マツノザイセンチュウに強いクロマツは、12県で33品種が開発されて、普及されています。

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